第3章 お仕置き
私は起き上がると、逆に彼を押し倒した
そして、自分からキスをした
「んっ、ふ・・・」
彼は気持ちよさそうに目を閉じた
不思議と、この状態の私はテクニックがすごい、らしい
抵抗もなく、彼の口内に舌を侵入させた
「ふぅっ、ひゃ・・・みーひゃん」
「・・・何ですか」
私は唇を離す
「あ、あんまり声出すと親に聞こえてまう・・・」
ああ、なるほど
親がいるのか
「あれ、私なんかが家に入って良かったんですか?」
「今は仕事でつかれて寝てはるから・・・」
私はいいことを思いついた
自分の制服のネクタイを解いていく
「み、みーちゃん・・・?」
「あなた・・・」
私はそこで言葉をさえぎる
「いや・・・、琥珀くん」
「!!」
私は初めて彼の名前を口にした
「琥珀くん、あと2本ネクタイありますか?」
「え、えと・・・高校のと、中学のでええなら」
「そうですか」
私はそういうと、自分のネクタイで彼の腕を縛った
「・・・へ?」
「琥珀くん、制服はどこにあるんですか?」
「あ、あの」
「制服は?」
「クローゼットの中・・・」
私は彼の指差した方を見る
クローゼットを開け、ネクタイを2本取り出す
私は彼を目隠ししていく
「あれ・・・ちょっと足りない」
今度は高校のネクタイで目隠ししてみる
今度はしっかり縛れた
「み、みーちゃ、んぐっ!?」
今度は口枷がわりにネクタイで彼を縛る
「昨日はできませんでしたが・・・お仕置きは今日にします」