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心はいつまでもここに【BLEACH】

第2章 心の在処





そんなある日彼がパタリと来なくなった


何故だかは分からなかった


私は少しだけ寂しいと思っ……


寂しい……?


何故?


私は彼のことなど一度も気にかけたことはなかったはず


なんだか寂しくて私はひと雫の涙を流した


またすぐに来るだろうと思いたくて


寂しいことを悟られたくなくて



涙と


自分の心を


誤魔化すように微笑めば


名も知らぬ男が私を買いにやって来る



私の灰色の生活は終わらない


永遠に色づく事無く死んでいくのだろう


この


大きくて小さな鳥籠の中で

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