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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《2》

第18章 お片付けといきますか!





黒子
「これは…」


小金井
「膨大な数のノートが整然と並んでる…」


木吉
「なんだなんだー?」


相田
「どうしたのー?」


小金井
「いやぁ、伊月のロッカーにさー」


木吉
「おおー…もしかしてバスケの戦略とかテクニックとか、書いてあるのかな」


相田
「ちょっと、見てみましょうよ!じゃあ~コレ!」



好奇心に駈られている相田はとてもキラキラした目でノートを取りだし表紙を見たのだが、ピシッ…とその表情は止まった

名前は内容を知っているのか、苦笑いしながらそっ…と空のスクイズを持って外へ出ていった



相田
「…え、伊月俊、マル秘ネタ帳、vol24」


火神
「これ全部ネタ帳なのかよ!」


降旗
「しょっちゅう何か思い付いてはメモってたのは知ってたけど…」


小金井
「これほどまでとは…」


日向
「呆れてものも言えん」


小金井
「いいじゃん!1巻から読んで見ようぜ?黒子」


黒子
「はい。ではvol.1…猫がにゃいた」



莫大の量であるネタ帳を見て呆れている方が多かったが、気になってウズウズしている人も居た

そのウズウズしている人代表である小金井の言うことをしっかりと聞いてネタ帳をパラリと捲った黒子は笑いもせずに淡々と言った



小金井
「…え、何いまの、ダジャレ?」


相田
「ごめん全然分かんなかった」


黒子
「カレーがふっ飛んだ」


日向
「布団じゃないのかよ!」


土田
「意味わからん…」


黒子
「まだ思考錯誤の段階みたいですね」


小金井
「他のも見てみようぜ!」



その後、Vol.51までいくと進歩しており、そのことに木吉は「飄々としてはいるが、伊月は誠凛1の努力家だからな」などと言っていたのだが、火神は「努力の方向間違ってるんすけど」と最もな意見を言っていた

ちなみにvol.52まで行くとバスケ部の苗字、もしくは名前を使ったダジャレを使っており、上手いなどとの感想が出ていた










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