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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《2》

第17章 それも運命






時刻は先ほどの緑間のリアカーに2号がいたのを発見された時に戻る

桃井は2号を抱き上げて、相変わらずキラキラした目で見つめていた



桃井
「どこから来たのかな?」


黄瀬
「はしゃぎすぎッス桃っち…」


緑間
「その犬、俺のリアカーに小便してるのだよ!
よこすのだよ桃井」


桃井
「なんで!?」


緑間
「撃つ…!」


桃井
「どこへ!?イヤー!!」


黄瀬
「ん?このユニフォーム…」



緑間がどこかへとシュートとして撃とうとするのを必死に阻止する桃井が抱えている犬が着ている16番のユニフォーム見て黄瀬は疑問に思った

これは誠凛のユニフォームじゃないか。と、その答えは合っており、その後ろから「すいません。その犬ウチのです」と黒子が現れた



黒子
「あれ?」


桃井
「テツくーん ♡」


黄瀬
「黒子っち!?」


緑間
「黒子…!」


黒子
「皆さん…どうしたんですか?」


桃井
「(てゆーか…テツくんとテツくんそっくりの犬…!?
かっ…かわいすぎー!!)」


黄瀬
「桃ーっち!!」



黒子がテツヤ2号を抱き抱えているのを見てクラッ…と後ろへと倒れる桃井
それを見た黄瀬は焦り、緑間は溜め息を吐いて見ていた

緑間を捜していた名前と高尾は黄瀬の声を聞いてその方向へ向かうと、少々焦った顔を見せた



黄瀬
「桃っちー!!」


黒子
「救急車を呼びましょう」


緑間
「そーゆーこっちゃないのだよ」


高尾
「(何この状況…!?)」


名前
『(あー…ここだったか)』



溜め息を吐いてから仕方なさそうに3人の所へと名前は向かった

高尾はそれに少々驚きながらも着いていき、名前の後ろから何事もないようにとしっかり見守っていた









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