• テキストサイズ

【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《2》

第16章 決勝リーグ進出だよ






桃井
「なんか…変わったねミドリン」


黄瀬
「そっスかー?」


桃井
「あときーちゃんも変わったよ」


黄瀬
「ま…だとしたら…変わったんじゃなくて、たぶん変えられたんじゃないスか?」



2人のやり取りを見ていた名前はさつきは原作の帝光を覚えてない…と考え、忘れている状態の2人を比べている。と答えに辿り着いた

質問しようと彼女は、黄瀬に視線を向けた



名前
『…本来の帝光を思い出したから?』


黄瀬
「まあ俺はそれもあるかもッスけどー…緑間っちが変わったなら、黒子っちのおかげっしょ?」



彼女達は黄瀬の言葉に2人で笑っていたのを見た黄瀬は疎外感を感じたのか怒っていたが彼も笑った

一方誠凛ベンチでも緑間が変わった。と降旗が呟き、高尾はそれを聞き取った



高尾
「(…変わった?周りから見るとそー見えんのかーふーん…てか…変わってねんだけどなー。ジッサイはそんなに
別に仲良くなったわけじゃないしねー認められはしてるけどやっぱ変人だし、好かれてるわけじゃねーし…つーか浮きまくり

帰ったらどーせアイツはまた一人…黙々と撃ち続ける。飽きもせずいつまでも。けどその姿を見てるとへんなやつだけど、ムカつく奴たまけど、やっぱりみんなアイツのことを嫌いになれないんだ)」


黄瀬
「なんでッスかね…あの人と戦ってから…周りに頼ることは弱いことじゃなくてむしろ…強さが必要なんじゃないかと思うんス」


高尾
「(いや…でも変わったこともあるか。たまーにだけどみんなでバスケしてる時も、笑うようになった
それはやっぱり、アイツのおかげなのかもな…)」



その彼は誠凛のベンチは意を決したのか下を向き、何かの用意みたいなものをしていた



黒子
「…カントク」


相田
「…え?」


黒子
「今なら…行けると思います。新しいドライブ」



そこでちょうどボールが外を出て、ブザーがなった

誠凛は選手交代するようで、秀徳一同は驚いていた



緑間
「やっと出てきたか」


誠凛
「……!」


桃井
「あ…!」


小金井
「頼む…!この流れを変えてくれ…!」


高尾
「(ま、だからって手加減とかはしねけどな)
それと試合は別の話だ。待ってたぜ、黒子」



彼はリストバンドを着けながら、コートへと歩き出した








/ 739ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp