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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《2》

第16章 決勝リーグ進出だよ





日向
「ひるむな!攻めんぞ!」


「おおお、すかさず反撃!!」


「誠凛のラン&ガン!!」


桃井
「…速い!!」


黒子
「!」


宮地
「ったく、うるせーな…轢くぞ!!
緑間だけじゃねーぞ!!ウチは。ナメんな!」


日向
「なっっ」



緑間3Pが決まりすぐに反撃をした誠凛だったが、伊月から日向へのパスの間をカットされてしまった

そして宮地は木村へとパスをし、カウンターとして攻めこんできた



相田
「……!!」


中谷
「(悪いが気合だけでは抜けんよ。今までの試合から得意パターンは研究済みだ
いくら速くても知っていれば止められる…!)」


宮地
「1年にばっかいいトコ取られてんなよ木村ァ」


木村
「オウよ!!」


「わああ、決まったー」


宮地
「いやダンクとかしろよ!なんでレイアップ!?」


木村
「できるか!!誰でも彼でもダンクできるわけじゃねーよ!!」



そこから木村はゴールまで突っ走り、ダンク…かと思いきやレイアップを決めたのを見た宮地は文句を言い怒っていた。だが良さそう

その間にあれだけ降っていた外の雨はやんでおり、綺麗な青空が晴れ渡っていた



火神
「おおお!!……!?」


相田
「火神くん!?」


木吉
「火神!!」


緑間
「フン…どうやら、ついに限界のようだな」


火神
「っだとォ……」


相田
「(なんて奴…!!火神くんと鉄平2人がかりでもだめなの…!?
やはりキセキの世代ね…!!)」


日向
「強い…!!」



緑間はまたダブルチームがついた状態で3Pを決めようと跳んだのに釣られて跳ぼうとした火神は、緑間の言う通り限界が来たのか跳べていなかった

そのせいで点差は68対76と、誠凛が逆転されて少しずつではあるが差が開いてきていた

緑間は高尾におちょくられたり宮地に蹴られたりとまた再びいじられており、それを桃井は目を細めて見ていた










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