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あなたがいれば強くなる。
第3章 高い賞金首のわけ。
「シズナさん?」
気がつけばサンジが目の前にいた。
「わ、あ、サンジ。ごめん、ぼーっとしてた」
「んや、特に用はないんだが、大丈夫かなぁって思いまして?」
大丈夫?
なにがだろう。
「気づいてないな…はぁ」
やれやれ、とでも言いたそうに肩を落とす。
「ん?」
「すごい形相でしたよ」
顔。と私のでこをつんてんとする。
「へ?ほ、ほんと!?」
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