第2章 ルフィ率いる麦わら一味。出航。
翌朝――――
「ふわぁぁ!あら、シズナはやいのね!」
実はというと、あれから寝ていない。
というより寝れなかった。
「え、あぁうん!」
「にしても昨日歌が聞こえたの!
すごく綺麗な声だった!」
ナミが目を輝かせていう。
私だ…。
「あら、それなら私も聴いたわ。
やっぱり夢じゃなかったのね」
「俺も聴いたぜ」
ゾロ達も部屋から出てきた。
「ゾロが途中で起きるなんてめずらしいな!まぁそれほど綺麗な歌だったってことだろ!にしし!」
「でも、たしかあの歌は…」
ロビンが呟いた
「あぁぁ!おなかすいた!」
まぎらわすために話を変えた。
「そうだな!サンジ!めしー!」
ルフィ達がさわぐ。
「うるせぇ!わかってんだよ!
ナミさん達待っててねぇーん♡」