第1章 あなたは私のプリンセス?麦藁一味と呼ばれる海賊。
「そろそろ来る。」
サンジ…が部屋に戻ったあと、
私はずっと考えていた。
「みんなをどうするか…」
ナミがその言葉を口にする。
その答えは私はもう決めていた。
「もしみんなに被害があったらいけないから、
船が裏にあるでしょ?
それにみんなも乗って、島から少し離れてて。」
「な、そんな、シズナだけ残すわけにはいかねぇだろ」
「そうだ!」
「そんなことできないわ」
「お姉ちゃん1人はだめだよー!」
住人のみんながびっくりしている。
「おばさん、わかるよね?
私は一度言ったら変わらないの。」
「フッ、わかってるよそんなことぐらい。
…無理するんじゃないよ。」
おばさんはわかってくれた。
「大丈夫。さ、みんなをよろしく。」