第8章 闇の中まで届くように
「ねぇ、センゴク!!!」
正気が戻った私は、
センゴクが居るであろう建物の上を指差す。
「…覚醒したか。」
やはりセンゴクは居た。
「…化け物よ!!」
住民たちは、まだ見てるらしい。
私が狂ってしまったのも見てたのだろう。
「そうだ!こいつは悪だ!」
したっぱ海兵たちが次々とその言葉をはく。
それに続き住民たちもつぶやいていく。
「化け物!悪は消え去れ!」
罵声を浴びる私。
「…シズナをそんなふうにいうんじゃねぇ!!!」
ルフィたちが叫ぶ。
一瞬静まる。
だが…
「こいつらも悪だ!
あの鬼姫の仲間ならこいつらも化け物だ!!」
っ!!!