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あなたがいれば強くなる。
第7章 氷の鬼姫。冷めきった心の奥にはいつも…
「急いで次の島まで行くだけでいいから。
海軍の船は大きいし、はやいはずでしょ?」
いくらフランキーが造った船だからって、
海軍の船には勝てないだろうし。
そう思っているけど…
心のどこかでは、
まだみんなが私を連れ去ってくれることを、
願ってたのかな…?
「鬼姫~?なぁにしてるのかなぁ~」
声のする方を見ると、黄猿がいた。
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