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あなたがいれば強くなる。
第7章 氷の鬼姫。冷めきった心の奥にはいつも…
「青雉、ありがと。」
私はそう言って、船の先端に上る。
私だとわかったのだろうか、
サンジが同じようにのぼる。
「みんな!!これは私が決めたの!
海軍にさらわれたんじゃないから!!
だから、もう、心配しないで!
私は大丈夫だから!だからもう、追いかけてこないで!!」
きっと届いただろう。
「青雉、島に向かって。」
「あららら、もういいの?」
うんと頷き、島方向へ方位を合わせる船と同じように
サンジ達に背を向けた。
そしてあるきだそうとしたとき。
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