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あなたがいれば強くなる。
第7章 氷の鬼姫。冷めきった心の奥にはいつも…
コンコン
「俺だ。」
ドアの向こうから叩く音と青雉の声が聞こえる。
「いいよ。」
ガチャッ
「起こしたか?」
「べつに」
目も合わせず返事をする。
「…麦わらが向かっていると連絡が入った。
本部にくるまえに出港するそうだ。」
「…そっか。わかった。」
それだけ言うと青雉は出ていったようだった。
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