第1章 あなたは私のプリンセス?麦藁一味と呼ばれる海賊。
「はぁはぁ………つ、疲れた!」
「楽しかったな!」
いつもの笑った顔で私の顔を覗き込むルフィ。
「ルフィはほとんど寝転がってたでしょ!
…まぁ、でも、うん。楽しかった!」
久しぶりにこんなに笑ったかもしれない。
ルフィ達と海にでたら、きっと楽しいんだろうな…
「って、だめ!ここには私がいないと!」
私が立ち上がって叫ぶ。
「なにいってんだおまえ?」
と、あたりまえの反応、
「あ、ううん!なんでもない!」
「でもお前が来てくれたらまた楽しくなるんだろうな!にしし」
「…はは。」
から笑いしかできない私。
でも、こんな私のことを思ってくれるのは嬉しい。