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あなたがいれば強くなる。
第4章 目は口ほどものを言う。
「ありがとね!」
私は少し照れながらサンジを見上げて笑った。
私は、これをサンジ達との最後の海の航海のつもりでいる。
「べつにいいさ。」
ふっと笑ったサンジ。
この顔、たばこを加える仕草、
私は好きだ。
サンジのこの手も、
安心するし、温かい気持ちになる。
そうだ。
私はサンジのことが…
「好き」
つい言葉にしてしまった。
はっとして、口を手で押さえる。
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