第14章 混乱
何が最悪なんですか。
あなたじゃないですか、いきなり明菜を悲しませて、
最低ですよ。
最低最悪のバカ男はあなたですよ。
一回死んだらどうですかね。
そこまで言いたいのぐっとこらえ、た、ゆうき先輩の腕を強く掴み校舎裏まで連れて行く。
その時に、直樹に合った。
彼は、少し心配そうな顔をした後、不思議な笑みをうかばせた。
あの笑みには何の意味があるんだろうか。
みゆき 「先輩。単刀直入に言います。なんで・・・どうして、明菜をフったんですか。」
こんな質問して帰ってくる答えは決まってる。
けど、聞かずにはいられない。