第13章 明菜の彼氏
明菜 「あは・・・・・・そんな悲しそーなつらそーな顔されて私もー・・・・・まだ好きだったんだよね。そんな顔させたくなくて、『わかった』って泣きながら、笑顔で言っちゃってーーーー・・・・・・うぁあ・・・・っ」
みゆき 「そ・・・・っか。」
笑顔でー・・・・・・・。
すごいよ明菜。
普通の人ならできないよ。
みゆき 「頑張ったんだね、明菜。」
心から尊敬するよ。
すごいよ。すごい。
明菜。
拓センパイのこと大好きだったんだね。
明菜 「なのに私あの時、わかった、っていいたくなかった・・・・っ、後悔してるっ、言わなきゃ、言わなきゃよかったよぉぉ・・・・・っ!」
泣きじゃくる明菜は、少し幼く見えた。