第3章 儚い願い
シズナ「ねぇお願い!私からあいつらに聞かせるから!だからやめて!カク!やめさせて!」
ルッチ「ニコロビン、こいつも連れていけ。」
こいつというのはもちろん私のこと。
シズナ「ねぇ、カク!カクってば!」
ロビン「っ、…わかったわ。」
そう言って私の手を取る。
シズナ「ロビン!離して!」
ロビン「お願い。着いてきて。」
今にも崩れそうな顔を見て、
私は落ち着きを取り戻した。
ルフィ「ロビン!シズナ!」
シズナ「ルフィ!!」
ロビン「さようなら」
そうしてわたしたちは
窓から飛び降りた。
シズナ「カク!!やめてーーーーー!!!」
叫びすぎたのか、
どんどん意識がなくなってきた。
ロビン「シズナ…シズ…な」