第25章 寒い夜には【及川徹】
…寒すぎて寝れない!!!
『もーやだ、寒すぎ…』
徹の布団に入れてもらうか…
トントン
『徹ー?…寝てるか』
やっぱり寝てる
布団の中の徹を覗くと
『やっぱり綺麗な顔してるなー…かーわいい』
黙ってるとイケメンなのに
『まぁいいか。布団に入れてもらー…』
___ぐいっ
布団の中から、手首を掴まれ下敷きにされる
『え!?…お、起きてたの!?』
及「ん?勝手に入って来るとは、悪い子だね」
『ごめん…』
及「許してあげない!及川さんにこんなことしたら、…どうなるか教えてあげる」
黒い笑顔で笑った徹は、私の太ももに手を当てた
『何処触ってんの!!?///』
手で押さえてももう片方の手で押されられてしまう
『…あ…やだ…///』
及「聞こえませ~ん」
この意地悪男!
及「…そっちが悪いんだからね?俺のことかわいいとか言ったり、夜に部屋に来ちゃったり…」
手のひらがどんどん内側に入って来る
『ごめ…と、徹…ん//』
「無防備な君にお仕置き」