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永遠に・・・Ⅰ
第4章 見透かす瞳
翌日はもっとマシで……もっとつらかった。
マシだったのは、雲が厚ぼったくよどんでいたけど、雨はまだ降りだしていなかったから。一日の予想がつくようになったおかげで、気分も楽になった。
国語ではベラの隣にマイクが座って、次のクラスまで送ってくれた。その間ずっと、あの“チェス部系”のエリックがマイクをにらみつけていて、ちょっといい気分だった。
ほかのみんなは昨日ほど、私たちに注目していない。
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