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明晰夢【進撃の巨人】

第13章 畑を作ろう!(上級者モード)


「は?農具? 耕すのに鉄製の鍬が良いって?贅沢言うな。こっちも資源は無限じゃ無いんだよ。駐屯兵団風情が調子に乗るなよ」
アイト「あ、私こういうものでして……」
「……………。あ、失礼致しました。はい、もちろん支援させて頂きますはい勘弁してください」


アイト「こんにちはー」
郊外の荒地に数軒立つ掘っ建て小屋にやってきたオレを迎えたのは痩せ細った男女十数人。
馬から降りたオレの言葉を彼等は期待してる様だった。
「で、ど、どうでした?」
アイト「はい、ばっちりです。農具の改良許可も降りました。知り合いの鍛冶屋に頼みますので数日後にはこちらへ持ってきます。後、農耕馬も用意するので今より楽で効率良く行けるはずです」
この言葉を聞くなり彼等元難民の開拓者は涙を流し、ボロボロの手でオレの手を握って何度も礼を述べた。


前回の押収金品で開拓地に宿舎用の小屋を各地に設立。
設備や用具を揃え、残りは開拓地で今後必要とする資金に当てる。

今回向かったのは主に鉱石の流通を管理する商会。
ほぼ独占企業状態で民間には破格の値段で売りつけていたが例に漏れず担当官にはお金を握らせて税金をちょろまかしていた様だが、我等がアイリスさんの目に止まり、今回そのネタで訪問しました。
担当官がどうなったかですか? 世間には知らない方が良いこともあると思うんですよ。
開拓地用の資源を支援してくれたら優良企業として推薦して上げてもいいよーって言ったら応じてくれました。
最近win-winの取引が何と無く分かって来ました。
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