• テキストサイズ

〜Mint Candy Story〜

第2章 -百合-(氷室辰也)★


-ゆりなside-



辰也くんとかなり近い距離で、
それだけでドキドキしているのに、
辰也くんは「送る」と言い出した。



本当に家は近いし、本当にムリ。



これ以上ドキドキさせないで…。



辰也くんといると、
わたし、本当におかしい。



本当にムリだけど、
でも、もっと一緒にいたいと
思ってる自分もいる。



すごい矛盾…。



辰也くんは、どうにか
電車はおりずにいてくれた。



少し淋しい気がするけど、
きっと気のせいだ。



わたしは今日の感謝の気持ちを込めて、
辰也くんに手を振った。




はぁぁ。




すごい1日だったなぁ。
1日というか、この数時間で
わたしは恋をしたのかもしれない。
/ 550ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp