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深く染まる、私の居場所

第2章 ~独りぼっちの世界は白~


「明日も、会えるかな?」

笑顔でそう首を傾げる彼に、私は振り向かず言う。

「さぁね。知らない。」

そう切り返すと彼は苦笑して、

「じゃあ、また会えたら話そうね。」

そう一方的に言って去って行った。

・・・そんな都合よく会える訳ないだろう。

そう現実的に考える反面、

また会える事を期待している反面もあった。


















独りぼっちの、世界は白だった。


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