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恥ずかしがりやの彼女を素直にさせる方法

第5章 止められない想い。【裏要素あり】


快感の中で薄く目を開くと、すぐ近くに熱の籠った悠の視線とぶつかる。


欲情した彼の目に見られていると視線すら支配されるような感覚を覚えた。



__恥ずかしい………



私今、厭らしい顔してると思う……


でも


もっと私を………私だけを見てほしい……



口には出せない思いを乗せるように彼の名前を呼ぶ。



「………んっ 悠………」



すると目の前の彼が困ったような笑顔を見せ、同時に私の中のカレがピクリと反応した。



「あっ………///」



悠「花音……好きだよ。……本当、お前しか見えねー……」



悠の言葉は私の全身に染み渡り、心まで熱くしていく。

何でこんなにも彼の言葉は私を満たしてくれるのだろうか。

まだ、出会って半年も経っていないのに、私の中で悠の存在がどんどん大きくなっていく。



「はぁっ……あっも、悠っ!一緒にぃっ……///」


悠「あぁ……一緒にな……」



言葉と共に早くなる律動。

甘い快感はどこまでも二人を昂らせると、同時に達した。



悠は私の息が整うまで自らの膝に乗せ、優しく抱き締めてくれた。

抱き締める彼から伝わる熱は暖かく、私を安心させていく。



悠「…大丈夫か?……あのさ、俺、花音に名前呼ばれるといつも思うんだけど……お前に"悠"って呼ばれると自分の名前が特別なものに聞こえんだ…。こんなの初めて思ったけど、なんかすげー幸せなんだよな。」



彼の言葉は私の胸を熱く高鳴らせていく。


じんわりと、胸のなかに広がる熱は、とても心地よく


私は幸せを感じた。



「……私にとっても…… 悠って名前は特別だよ…?……宝物だもん///」



するとハァーという深いため息と同時に私の肩に彼の頭の重さかわ感じられた。



悠「……ずりーな。お前。根こそぎ持ってくなっての///」



「……えと……ごめんなさい///」



触れる彼の肌から伝わる鼓動は普段よりも速い。
しかし、それ以上に私の鼓動はさらに速く、バクバクと音を立てていた。
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