第11章 監禁物語2

「・・・っはぁ」

呼吸を整えたレイが、鋭い眼差しで睨んできた。

「いつまでこんなことするつもり・・・？」


なにかと思えばそんなことか。

再びスイッチをつけてやろうかとも思ったが、たまにはこいつの話でも聞いてやるかと思い、バイブはまだおわずけとした。


総「・・・そうですねぃ。レイが俺を純粋の求めるようになったら、その鎖ぐらいは外してもいいですぜぃ」


どうせ、なる気はないんだろうがな。


「絶対嫌よ」


ほらな。

まぁ、こういう強情なやつほど最後には欲しがるものだ。


「早く銀ちゃんのところに帰して・・・！」


ああ。まだあいつのこと思ってたのか。










総「旦那ならもう新しい女がいましたぜぃ」