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闇の滅竜魔導士と盗魔眼

第3章 折り重なる再開


バトルオブフェアリーテイル。

フリードの術式によって100人近くいた妖精の尻尾の魔導士が42人と半分以下になった。
その他、グレイVSビックスローはビックスローが勝つ。
エルフマンVSエバーグリーンではエバーグリーンが勝ち、残り40人となってしまった。

マスターは思念体のラクサスに降参だと言った。
しかしラクサスは妖精の尻尾のマスターの座を渡すよう条件を出した。

その後食器を食べていたガジルも参戦しようと出口に向かった。
だが何故かガジルも術式によって通れなかった。

そうしてる間に妖精の尻尾の魔導士の残り人数は2人とカウントされていた。
つまり、術式のよって出られないナツとガジルだけとなっていた。


「仕方ねぇ、エルザを復活させるか」

「「何!?」」

「あーあ、折角エルザを見返すチャンスなのになぁ」


そう言ってエルザ(石像)の方へつかつか歩くナツ。


「ちょ…ちょっと待たんかいっ! お前どうやって…!?」

「燃やしたら溶けんじゃね? 石の部分とか」

「やめーーーーい!!」

「やってみなきゃわかんねぇだろ」

「わかるわい! よせっ、エルザを殺す気か!!」


マスターを無視して手に炎を灯すナツ。


「こうしてこすって、」

「炎でこするでない!」

「つーかてめ…手つきエロいぞ…」



―――パキッ



「「「!!」」」


…とエルザに亀裂が入ってしまった。


「しまったー! 割れたー! ノリだノリ! ハッピーノリー!!」

「あいさー!」

「バカヤロウそんなんでくっつくか!?
 俺の鉄をてめぇの炎で溶かして溶接するんだ!!」

「貴様等ーーっ!!」


みんながあたふたしてる間にもエルザの亀裂が広がっていく。


「ひぁーーっ!! こめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい!!」

土下座して何度も謝るナツ。

そしてエルザがバキンッと砕けてしまった。





そして、生きたエルザが出てきた。





「熱い…お前かナツ」


そう言ってエルザは起き上がり、


「何をするかー!」

「ぐほお!」

「ギヒャ!」

「エルザが復活したー!」


思いっきりナツを殴った。
ナツの後ろにいたガジルにもその被害が及んだ。
そしてエルザ復活を喜ぶハッピー。


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