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闇の滅竜魔導士と盗魔眼

第3章 折り重なる再開


「あ、あの」

『ん?』


カナと酒飲みながらナツが暴れる様子を眺めてたら、金髪の女に話かけられた。
…ん? この子どっかで会った事あるような…?


「し、新入りのルーシィです! よろしくお願いします!」

『あー君がルーシィってんだ 俺はアギト、よろしくな』

「はい! あの、質問していいですか?」

『いいぞ? まぁとにかく座れよ』

「はい!」


俺はルーシィに隣に座るように促した。
何で女なのに平気なのかって?
仲間は対象外なんだよ。


「アギトさんってナツと同じ滅竜魔導士なんですよね?」

『仲間なんだからアギトでいい 敬語もいらねぇよ』

「うん! じゃああたしもルーシィって呼んでね」

『わかった 俺は闇の滅竜魔導士だぞ』

「アギトもドラゴンに滅竜魔法を教わったの?」

『おう 邪神竜エリュシオンだ』

「邪神…?」

『エリュシオンは邪竜の中でも最強の竜なんだってさ』

「凄い! でもエリュシオンってアギトの苗字じゃない?」

『俺はエリュ"シアン"だ』

「そうなんだー」


エリュシオンの話をよく聞いてくると思って尋ねたら、ルーシィは小説を書いてるらしい。
だから竜とかの事を是非参考にさせて欲しいんだってさ。


「アギトも…7月7日に突然いなくなったの?」

『んや、俺は普通に見送った』

「え?」


俺はギルドに入ったばっかの時にナツと話した事を話した。


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