第6章 おもひで
奥村君
「???え?」
キョロキョロしてる、奥村君。
僕達も、状況がイマイチ飲み込めない…
勝呂君
「……まさか……」
もしかして、この連日の屍(グール)事件って…
フェレス卿
「サプラーイズ☆そう!なんと!この強化合宿は、候補生(エクスワイア)認定試験を兼ねたものだったのです!!!」
やっぱりか‼︎
奥村君
「はがっ⁉︎」
奥村君、目が飛び出てるよ。
フェレス卿
「合宿中は、そこかしこに先生方を審査員として配置し、皆さんを細かく審査(テスト)していました」
僕
「まさか、全員が合宿参加するから…丁度良いと思って…?」
奥村先生が、僕の言葉を聞いて苦笑してる…って事は、正にその通りなんだろう。
僕
「マジか…」
あの屍は、ネイガウス先生の使い魔って訳か…
フェレス卿
「これから先生方の報告書を読んで、“私”が合否を最終決定します。明日の発表を楽しみにしていてくださいネ☆」