• テキストサイズ

【ハイキュー!!】夢の続き番外編☆

第38章 *ハイキュークエスト*


オイカワの顔が途端にラスボス仕様の顔になる
ニコニコした顔からは暗転し、黒く邪悪さを含んだ表情だ


だが、しかし………



バッと翻したマントからヒラリヒラリと舞いおちた布

オイカワ
「ア"ッ………!!」

私は素早くそれを拾った

オイカワ
「ちょっ!!
葵ちゃん!ちょっと待ってっ
ナニコレ!シナリオと全然違う!!ここは俺が「ヒナタ!!」


とやかくうるさい大王は無視して、拾った布をヒナタに投げ渡した
案の定、落とされたのは最後のローブ


3つのローブは光りだす


ヒナタ
「カゲヤマ!ケンマ!イワイズミさん!アオネさん!」


4人が一斉に頷く


よくわからない、真の力みたいなものがローブから溢れ出る
それを5人は大王にうち放った


バッと辺り一面が光輝き、眩しさで目をギュッと閉じた


次に目を開いて飛び込んできた光景は、大王オイカワが横たわり、5人はただ立っていた

なんのエフェクトでローブから光が溢れだしたのは謎だが、どうやら事は済んだようだ


カゲヤマ
「………あっけなかったですね」

イワイズミ
「あっけなくて当たり前だろ
いつもこいつ目立ってやがんだから」

ヒナタ
「大王倒したー!!」

ケンマ
「というか、俺達なにもしてないよね」


「あれかな?
ローブが5人の想いを受け取った――みたいな?」

アオネがきっとそうだと言うように首を縦にふってくれる


半壊した城からは、太陽の光が降り注いでいた






―fin―

/ 372ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp