第3章 恋?いえ、それは鯉です。
「ったく、ほんとにここにいるんですか?」
ワクワク
「そうアル!」
ワクワクワクワク
「とりあえず行くしかねぇだろうが」
ワクワクワクワクワクワクワクワク
「「ワクワクうるせぇぇぇぇ!!!」」
「あ、ご、ごめん!!依頼だよね!」
ここが、遊園地……初めて見た。
「もしかして李鶴那、初めてきたアルカ?」
「うん。」
遊園地って言えば、
人間の恋人たちのデートスポットだって、
総悟から聞いてる。
恋人……
私はちらっと銀時を見た。
「そうネ!銀ちゃん!李鶴那だけでも遊んでたらどうアル!」
「な、神楽、だめだって。
私のことはいいから、依頼いこ、依頼!」
そう言って先に歩こうとした。
「なぁにいってんだ神楽。
こんな野獣一人で遊ばせたらここの遊園地破滅だろうが」
「だぁれが野獣じゃぁぁぁ!!」
ドコーーーーンっっ!!