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緋ノ鬼

第3章 恋?いえ、それは鯉です。




「銀時…帰ってこない。」


なんだろう。

この静かな部屋は。

銀時がいないだけでこんなにも落ち着かないなんて。


いつも近くに銀時を感じていられることがこんなにも幸せなことだったなんて。



あぁ、ほんとうだ。

恋は…盲目だ。


なにも手につかない。


だから銀時、なにも変わらなくていい。

私は銀時に求めないから、

だから帰ってきて、

いつまのようにふざけて抱き締めて。




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