第7章 それがいつかはまだ知らない。
「大丈夫でしたか?」
「おー、眼鏡君にチャイナさん、
大丈夫っても傷はあるみてぇだぞ。」
「二人とも、ごめんなさい。
心配かけたみたいで。」
私は本当に申し訳がなくて
目線を下にした。
「どんなときでも助け合いネ!
でも今日の銀ちゃんの慌てようは凄かったアルヨ!」
「え?」
「ちょいちょいちょい。
なにいってくれちゃってんの!
銀さん怒ってるのが台無しでしょうがぁ!」
「銀時、ごめんね?
本当にごめんなさい。
でも、私のこと本当に好きでいてくれるんだね。
うれしい。」
不謹慎だけど、顔がほころんだ。
「ぐぁぁぁああ!!
もう無理!ほんと無理!
神楽今日はお前新八んとこ帰れ!」
「…はぁ、仕方ないアル。
新八帰るヨ。」
「はぁ、わかりましたよ。
帰ろうか神楽ちゃん。
じゃあ、お二人ともまた明日。」
「ん?え?あれ?
みんな?待ってよ!!!」
これはなんだろ、うん。
私、危険な気がする?