第15章 新入部員は潔子好き!?
―部活終了後―
急いで田中くん、西谷くんのもとに向かった。
夏妃「ちょっと、田中くん!西谷くん!」
田中「なんすか?」
夏妃「2人に聞きたいことがあって」
西谷「聞きたいこと?」
夏妃「うん。・・・潔子と喋ったことは?」
田中・西谷「・・・無いです」
夏妃「潔子のこと話してたら2人とも喜んでるのに、なんで話さないのかな〜って気になったから」
田中「それは・・・それは・・・潔子さんが」
田中・西谷「美し過ぎるから」キラキラ
あー分かる。わかるよ田中くん、西谷くん。
潔子は同性の私も憧れるほど美しいもんね♪
それにしてもこの2人ほっといたら一生話しかけることなく終わっちゃいそうだ。
田中くんと西谷くんには悪いけど潔子の方から話しかけて上げるよう言ってみようかな?
そして翌日の放課後
田中・西谷「潔子さん!ちわーす!」
清水「・・・どうも」
田中くんと西谷くんはようやく話しかけられてご満悦。顔が・・・顔がニヤけとる!
夏妃「田中くん、西谷くん。嬉しそうだね」
西谷「もちろんっすよ!」
田中「あの潔子さんに話しかけることができたんですから!」
夏妃「あ、うん。」近い・・・顔が近い
「それで何話したの?」
西谷「ちわす。」
夏妃「・・・え?」
田中「ちわす・・・。」
夏妃「・・・あ、す、少しずつ慣れていけば良いよね!そうだよね!2人とも頑張ってね!!」