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〚FFVII〛アルシオーネは夢を視る。
連載中

[ID] 49796
[作者] おーにゃん
[概要] 原作通りの展開を根底から覆すジュブナイル。
[ジャンル] 二次元
[ページ数] 80
[PV数] 8984PV
[しおりの数] 8
[作品公開日] 2018-05-07
[NEW最終更新日] 2019-03-17 20:50
[拍手] 228

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総合 8265位 (過去最高 999位)
昨日 6701位

[作品説明]
「約束の地」。
それは星の力満ち溢れ夢物語のような理想郷。
古代種だけがその地を見つけることができるという豊かな地を欲して神羅は罪なき母子を拘束する。七年もの間研究所にてモルモット生活の果て、母子と共に脱出をするも惜しくも母は力尽き、子は母の前で滂沱たる涙を流す。

無事に保護された子、エアリスは義母の元で心穏やかな日々を取り戻していく。そんなある日、足蹴なく通うスラムの教会で少女はある赤子と出会う。
様々な花が咲き乱れる中、健やかに眠る黒髪の赤子。
エアリスは恐る恐るその赤子の元へと歩み寄り、小さな手をぎゅっと握りしめて産衣包まれ眠る赤子の顔をしゃがみ込んで覗き見る。

「あなたは……」

赤子のすぐ近くには白くて丸いマテリアが置かれていた。
母親から受け継いだマテリアと瓜二つの品にエアリスは目を丸くする。

「わたしと同じなの?」

エアリスは小さな命を大切に抱き上げて義母の元へと急ぎ戻った。
――義妹を安全な場所へ連れて行くために。それから家族が三人へと増えた慎ましくも楽しい日々の中、少しお転婆な義妹が突然庭いじり(アイテム回収)の中こう叫んだ。

「おねえちゃん!しそうがでてるよ!」
「え?」
「だいじょうぶ!きょうあくそうなぎんぱつやろうだけどわたしこうみえてもとみこだからしぼうふらぐなんかへしおってみせるよ!」

気概を語る義妹に義姉、エアリスは「そうなんだ。頼りにしてるね」と言い微笑ましいものをみるように庭いじり(アイテム回収)になお勤しむ義妹を見つめた。
時々何かを受信しているような不思議ちゃんだけど可愛い可愛い義妹の為にその凶悪そうな銀髪野郎を打倒しなくちゃと心に決めたエアリスは鼻歌唄いながら日課となっている庭いじり(アイテム回収)を再開した。

――これは星を救う話ではなく仲良し姉妹の銀髪野郎討伐物語である。

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