久遠様
レビュー、失礼いたします。
本日のピックアップを受けて初めてこのお話を拝見いたしました。
決して甘い綿菓子のような恋物語ではありません。それどころか、悲痛な展開に何度も手が止まりそうになりました。
しかし、それにも関わらず、本を閉じることができないのです。続きが気になる。それだけではありません。愛が故の悲壮な美しさ。光秀さん、信長様、そして姫様、それぞれが抱く不確かでありながら、何よりも深く確かな愛情の交錯。そこから紡ぎ出される結末に読む手が、そして私自身の感情が導かれていくような心地がしたのです。気がつけば、涙が伝うばかり。
本当に素晴らしい作品に出会えたことに心から感謝致します。
[投稿者] レモン [投稿日] 2019-03-05 05:23