この作品の素晴らしい処は、既存のキャラクターの台詞が読めば読むほど頭の中でアニメのようにすんなりと流れてくる処です。二次創作では、どうしても作者の想いが露骨に現れ妄想が既存のキャラクターが云わなさそうな台詞を生み出してしまい世界観が崩れてしまうのが苦手な部分でもあり私自身の課題でもあります。 それを諸ともせず、一切不快感を感じさせない物語構成と作者様の熱量が作品の内側の内側まで引き込みます。特殊設定と告知をされていますがミステリアスな雰囲気が魅力的でもあるので是非、文ストにご興味ある方、果ては未だ文スト未開拓の方にもお勧めしたいと共に"もっと評価されるべき作品"であると私は、心から思います。
2023-02-02 13:07:13