読み応えのある紆余曲折

鰯料理の盛り合わせにありました、
音好きシリーズは大好きで
楽しみにしていたシリーズなのですが。

そちらのシリーズの、大量加筆を加えた
再編版と言う事で…。公開当初から
ずっと追いかけて来させて頂いておりました。

コンパクトに纏められていた、音好きの方に
無かったエピソードが多数含まれており。
コンプレックスガチガチの夢主さんが、
煉獄さんに熱い想いをぶつけられながらも。
素直に受け入れられない、じれ恋に
じれっじれに焦らされまくっておりました。

その焦れ焦れからの、今の展開と来れば。
速度変化に眩暈がしてしまいそうです。
これからも、大注目で追わせて頂きます。

表パートと裏パートの計算され尽くした
ストーリーの絡み合いが魅力的。

毎日、０時の更新の時間を
心待ちにして日々を過ごしております。

１章１章が、少な目のページ数で構成されていて。
その日の更新分で、お話に区切りがつく構成です。

冨岡さんメインの、表パートは玲遠様の魅力の
ダークテイストの世界が表の世界から
こちらを闇中へと誘います。
しかし、まだそこは闇の世界の入口でしか無く。
現在進行中の、宇髄さんメインの裏パートの
お話の深闇との絡み具合がまた絶妙。

表と裏で、カチッカチッとパズルのピースが
ハマって行く、爽快感を毎日の様に味わえる。
そんな体験を、日々させて頂いております。

わちゃわちゃした逆ハー学園物から、
ディープなダークファンタジーテイストまで。

どの物語の夢主さんも、割と重めな
トラウマをお持ちの夢主さんが多め。
だからこそに、そこにある愛と幸せの意味が
輝いて見えて来る。重厚感のあるお話達は、
玲遠様のカラーの溢れる世界観が魅力的です。

出会えるとすらも想像もしても無かった、
鬼滅の刃×歪みアリ、お話を読んで
当時プレイしていた時間に引き戻されたかの様でした。

沢山のお話の中でも、特にお気に入りは
第13章 わがままケット・シー
男子高校生に興味無かったのですが。
もう、こちらの煉獄君の色気ッがヤバくて。
何度も、リピート読みさせて頂いております。

方向音痴の夢主ちゃんは、
遠慮しがちで、真面目で可愛らしいです。
お相手の伏黒君の、らしい、さりげない
それでいて、いいタイミングで踏み込んで来る
あの優しさに胸キュンしちゃいます。
高校生らしい甘酸っぱい初恋を体験する事ができます。

原作沿いのパートは、脳内アニメ再生が
余裕過ぎますッ。２年生ズと。
時折、出て来るちゃんと先生してる
五条先生のらしさも、煌悠様の
書かれるキャラがもうまんまです。

オリジナルパートの作り込みが素晴らしく、
原作の世界観ともマッチしていて。
もっとオリジナルパートを読んでいたい位です。

最新まで追いつけておりませんが、
この先も２人を追いかけたいです。

たった今本編を完読致しました。

もう、途中から切なくて切なくて。
夢主さんの気持ちにリンクして
軽く、沈み込む日々と胸痛と戦いつつに。

きっとこの先に、と思いつつ
期待と不安を胸に抱いて、
ページを捲る日々を過ごしておりました。

私が、兎に角、大好きなとある
鬼滅の刃の女性キャラが居るのですが。

もう、本当に、そのキャラが大好きな自分を
お話を読んでいる時は、完全に忘れておりました。
出て来て欲しくない程に。

遅ればせながらに、3ヶ月ロスになりそうです。

が。しかし、番外編が待っている！！
これから、番外編も楽しませて頂きます。

素敵なお話を、ありがとうございました！

44ページからの煉獄さんと
いい意味での裏切りの数々

夢小説の定番の、王道トリップではなくて。
こちらは、今時の異世界転生物を
彷彿させる内容であり。
ありそうで無かった、斬新な導入。

重めの半生を持つ、夢主は
いい意味でのギャップを持つ性格をされていて。
そちらの路線なのかと、思いきやの
まさかまさかの、裏切りがある展開で。

既に２巡終えて、４４ページからの
煉獄さんが素敵過ぎて。ループしております。
４４ページからの、煉獄さんの独白の
言葉のチョイスが秀逸過ぎて。
４４ページに何度立ち戻った事でしょうか。

まる様の書かれる、煉獄さんが素敵過ぎて。
ループが止まりそうにありません。

読みたいけど、追い付きたくない…の
葛藤に苛まれております。

暖和の方の、完結後に楽しみにしておりました。
番外編の方も、ほっこりしながら拝読いたしました。

しかし、こちらのメインになりますのは。

音好きシリーズ。

夢主さんの設定が、更に私の好みの
ドストレートにありまして。
鰯雲さんの書かれる、スッと心の芯まで届く
読み心地の良い馴染みの文章の虜になっております。

大いなるトラウマを、抱えている夢主さんの。
自分の気持ちに否定的であり、
素直になれない胸の内を、
煉獄杏寿郎さんの、溢れんばかりの愛で
心の奥底まで、丸裸にされてしまう様は。
読んでいて、キュンが止まりませんでした。