描かれる世界が美しすぎて、読んでいると『確かに自分はそこにいるのだけれど、何だか夢のようにふわふわとしている』という感覚に陥ります。

一作品ごとに心を揺さぶってくる、丁寧で細かな情景描写。確かに恋をしているという実感・快感を与えてくれます。

これは殿堂入りして当然だと誰しもが思える程、表現力の豊かさに脱帽させられる作品です。

戦国武将たちの集う会社で上司とのオフィスラブ！
夢にまで見たシチュエーションでいつもドキドキさせて頂いています。

このお話の魅力は、なんと言っても政宗のキャラクター。アプリのイベントの時とは違う役職に就いているけれど、すごくすごくしっくりくる。筆者であるうさこさんの人物観察の深さの成せる技なのでしょう。


チャラいけれどどこかに“本気”が混ざる、境界の分からない恋。


是非読んだことのない方には、この恋に落ちて行って欲しいと心から思います。