シリウスファンの方、寄っといで～

　皆様おはこんばんにちは！書き手のアヤパニです。

　今回はシリウスがどうしてヒロインを好きになったのか、その瞬間の話をしようと思います。

　その瞬間とはズバリ、第5巻目の沈黙の天使の第27章【それぞれのクリスマス】で、実家に帰れるかもしれないと知ったヒロインが、いつもの皮肉っぽい笑い方じゃなくて、本当に本当に嬉しくて花の様にニッコリ笑った、その差にグラッときたんです。
　その証拠に一瞬フリーズしてしまったシリウスは、ワンテンポ遅れてからヒロインの髪をくしゃっとなでるんです。そこが最初のきっかけです。

　あとは後日、護衛に自分もついていきたい！って言った時、満場一致で止められて、すねて部屋に戻ろうとした時に、後ろから必死に自分の為に追いかけてくれたのが凄く嬉しくて、ついキスしてしまったわけです。

　じゃあシリウスは100％ヒロインを恋愛対象としてみているのかと言うと、それもまた微妙なんですよね。
　ほら、ＪＫローリングも言ってたけど、シリウスって20歳で若くしてアズカバンに収監された所為で精神年齢が安定してないから。
　父親としてみてる時と、異性としてみてる時と、その両方で見ている時があって安定していないんですよ。
　ただ一貫しているのは、自分にとってかけがえのない人間だっていう事だけです。

　ある意味異性な分、ハリーよりも大事にしているかもしれません。あくまで『うちのシリウスは』ですけど。