「……うそつき」
ソファーに座りクッションを抱き締めたカズが、チラリと隣に座る俺に冷たい目線を向ける
今日はカズの誕生日なのに、俺としたことが番組チェックを忘れていた…
主演ドラマの最終話、女優さんとのキスシーンを運悪くカズに観られてしまった
「あ、いや……ゴメンって……」
「キス、するフリだって言ったよね?」
ヤバい、カズがご立腹…だ
「引きで撮る予定だったから、ホントにするフリだけだったんだってば…」
あぁ、もう何を言っても言い訳にしかならない…
カズはファンの子が『嫉妬宮』なんてアダ名をつけるくらい、嫉妬深くて焼きもちやきで
冷たい目線が俺に刺さる
「な、なんだよっ、カズだって色んな女優さんと、ち、ちゅーしたりしてんじゃないかよっ」
「あれ、さとし、アンタ焼きもちやいてたの?」
カズほどじゃないかもしれないけど、そりゃ自分のコイビトが他の人とキスするのは気分がいいものじゃない
「あ、当たり前だろ、俺だって……」
ふいっとカズから目を逸らす
けれど、直ぐにあごに触れたカズの手
その手で強引にカズの方へと向かされる
「ふふっ、ちゃんと口にしなきゃ伝わらないんだよ……零さん?」
カズの顔が近づき、唇が重なる
「んっ、ふ……っ、んはっ」
「っ、ふふっ、今日はちゃんと全部言ってもらうからね?」
カズがニヤリと不適に微笑うと、スッと自身の真ん中に手を伸ばす
「じゃあ零さん?……俺のこれ、どうする?」
「っ、う……っ」
「ほら、言わなきゃ伝わらないよ?」
どうしても俺の理性が邪魔をする
「……俺の誕生日、祝ってくれないの?」
小首をかしげて濡れた瞳で俺を見やるカズに、音をたてて崩れる理性
「カズのそれ……っ、舐めたいっ」
「ふふっ、いい子だね、たくさんたくさん気持ち良くしてあげるから、俺にどうしたいか伝えてよ」
すっかり機嫌の戻ったカズ
今日は寝かせてもらえない気がする……
長くて甘い夜は
始まったばかりだ……♡
ーお・わ・れ♡ー
━━|∇`)ノシ♡━━━━━━━━━━
こんばんは、きぃなです♡
にのちゃんHappyBirthday♡
思えばあなたが嵐を好きになるきっかけでした♡
まさか腐るとは思ってなかったけど(笑)
にのちゃんのお母さん
いつも産んでくれてありがとう♡
また素敵な一年が
にのちゃんに訪れますように……☆彡
にのちゃんBD、仕事中に降りてきたので、サクッと書いてみました(ノ∇〃)テヘ♡
長い夜は読まれた皆様の、素敵なご想像にお任せいたします♡
本当は『箸休め』の代わりの新しい短編集を立ち上げようと思ったけど、移行作業もままならないままに他に手を出すのはどうかと思いとどまりました。
落ち着いたら立ち上げよっかな?
では、ここまでお読みいただきありがとうございました♡
関わって下さるすべての皆様に
心より感謝申し上げます♡
本日更新分、まだ白紙♡←殴
頑張ってきまーす♪
でも、その前に……
腹へった……(笑)
日記へのコメント
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