どうも今晩和今日和ぐったりしてるアヤナです。
ようやくチョコ夢がそこそこ出来上がってきたのですがもう文章書くの嫌です。嫌です(大切なことなので二回)
これ書き終わったあと多分しばらく文章書けねーんじゃねえかな。
そんなわけで放置してたバトンにお答えします。
「即興SS大会」
下記のお題から連想されるSSを文字数フリーで綴って下さい。
「髪色の明るいキャラ × 手」
*相手:アッシュ
そういえばアッシュの手はいつも手袋に包まれているな――と思って、そこにそっと自分の手を重ねたら、まるで熱いものでも触れたかのようにアッシュは手を引っ込めてしまった。
「……なんだ」
「なんとなく思ったの。アッシュの手ってずっと手袋してるけど、外したところ見たことないなぁって」
「それがどうしてさっきの行動に繋がる」
だってごつごつして気持ちいいから、と答えると渋々伸ばしっぱなしの私の手を握ってきた。手袋越しに伝わる体温が温かい。思わず顔を綻ばすと、間抜け面と指摘された。
「でもね、手袋したままの手も好きよ。この手で私を守ってくれてるんだなあって思えるから」
「別にお前を守るためだけに手袋してるんじゃねぇよ」
「知ってるわよ。例えよ例え」
私のあまりに直球な好意に恥ずかしくなったのか、アッシュは握った手を離してそっぽを向いてしまう。その背中に思いっきり抱きつけば、「いきなり引っ付くな屑が!」と怒鳴られてしまった。
しかしながらその声は、怒っているとは思えないほど優しいものだった。
「貴女の一推しメンズ × 頬」
*相手:リヴァイ
「へーちょお、あのれすねえ」
「食いながら話すな汚ねぇ」
夕飯のシチューをパンと一緒に頬張りながら喋ると、当然のように兵長に怒られた。それと同時に感じた視線が何故だか痛いので、早いこと口の中のものを消化する。
「……って、どうしたんですかじっと私のこと見て。あっ!もしかして!」
「お前が期待するようなことは何もねぇよ。それよりお前、なんか餅みてぇだな」
「ええ?」
……おもち?食べ物の?
わけが分からずに首を傾げると、兵長は突然身を乗り出して私の頬を鷲掴みにしてきた。あまりに兵長らしくない行動に頭の中が少しだけパニックになる。掴まれた頬が痛いが悪い気はしなかった。
「よく伸びるし柔らけぇ」
私としては至近距離に兵長の顔があることに興奮を隠し切れないのだが、兵長はそんなことは気にならないのかしばらくふにふにと私の頬を堪能していた。
「最近気になってる彼 × 唇」
*相手:竜ヶ崎怜
「ええ!?レイちゃんファーストキスまだなの!?」
「こ、声が大きいですよ渚くんっ!」
現在私は、同じクラスの怜くんと渚くんと一緒に屋上で昼ごはんを食べている。いつどこでこんな話題になったのかは全く思い出せないのだが、顔を真っ赤にして恥じらう怜くんと、釣られて顔を赤くする渚くんは見ていて面白い。
ふと、
「じゃあ、怜くんのファーストキスは私が狙うね」
「な、なななっ何をっ、」
「好きだもんね、レイちゃんのこと」
そうなのだ。
渚くんにはもうとっくの昔に怜くんへの想いを相談していたし、怜くんにはそもそもの話、好意を隠すことすらしていない。つまるところ怜くんへのこういった弄りは、その涙ぐましい努力の産物と言えよう。
「か、からかわないで下さい……」
「からかってないよ。私、怜くんの唇好きだなあ。あ、もちろん怜くんなら全部好きなんだけど」
そう言って笑う私を怜くんは涙目で睨みつけ、そんな顔も可愛いなあと思ったのも束の間、怜くんは次の瞬間私はおろか渚くんすら予想だにしていなかった行動を取った。
「……っ、ふぇっ!?」
「僕のファースト、キス……です、欲しかったんでしょう」
時間こそ短かったがそれは紛れもないキスで、いつもの怜くんらしくない行動に私は石になり、渚くんは「レイちゃんがキスした」とうるさい。
震える声をなんとか吐き出すようにして言葉にする。
「あ、あの、怜くん」
「……なんですか、後悔しても知りませんよ」
そうじゃない、後悔なんてするはずがない。私は何を言うべきか少しだけ迷って、
「やっと付き合ってくれる気になったんだね」
「あまりに好きだとうるさいから……仕方なくです」
満更でもなさそうな怜くんの表情に、触れられた唇がなんだかすごく、熱く感じた。
* * *
やはりSSは苦手でござる。
さーてチョコ夢の〆頑張るぞぉおおおおお。
読んでくださった方、ありがとうございました!
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