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日記
リアル日常158(テニプリ)

※俺様友人→跡部

他の女子にだったら絶対やらないようなことを、
跡部は私にだけする。
別に好きだからじゃないと思う。
だって他の子が好きって噂立ってたし。
私が多分、怒っても許すって分かっててやってるんだ、あいつは。

隣の席になった時、それはそれはもう毎日絡まれた。

ノートに可愛いポイントシールを貼るのが常だった私は、
いつも色々な小さいシールを持ち歩いていた。

跡部「◯◯、黄色いシールを俺様によこしな」

「え?何で?」

跡部「俺っ様の今日のラッキーカラーは黄色なんだよ」

そう言うやいなや、
私のシールシートから黄色いスマイリー(キラキラ)を剥がすと、
腕時計に貼り、満足気に眺めていた。

何、ラッキーカラーチェックして信じてるの?
意外と可愛いとこあるじゃないの。

そしてまたある時。
私はブレザーの内ポケットに、
いつも小腹用のピンキーを忍ばせていた。

昼食後の休み時間ならお菓子可だったので、
私は読書を嗜みながらピンキーを口に入れる。
(そしてあと数分したら観月さんがやってくる)

すると、目の前にデカい色白の手が伸びてきたのである。

跡部「ピンキーちょうだいピンキーちょうだい」

コマーシャルのフレーズでねだる跡部をジト目で見る。

跡部「なんだ、俺様に一粒くらいよこしな」

「はいはい」

私は仕方なく、なけなしの一粒をあげると、
跡部は嬉しそうに食べた。

跡部「お、うまいじゃねぇか」

「食べたこと無かったの?」

跡部「もう一粒もらってやるよ」

「やだよ!」

私は慌ててブレザーのポケットにしまった。

それから数時間後、私が辺り廊下を歩いていると、
またヌっと手が出てきた。

跡部「アレ寄越せ、糖分摂取してぇ」

「ばっ!ここ辺り廊下だよ?!
 お菓子を休み時間以外で食べちゃダメなルールでしょ?
 もし誰かに見つかったら…」

跡部「頼む、一生のお願いだ」

「また?!もう、怒られるの私なんだからね?」

渋々一粒出すと、
跡部は私がくれることを分かっていたかのように、
自信満々に腕を組みながら手を差し出し、
満足気にニヤっと笑った。

こんのやろー!

シールといい、お菓子といい、
これカツアゲじゃねーの?!

でもこんな感じだけど、
授業中は分からない問題教えあったりしたんだよね。
集中しててお互い肩がくっついてることに、
後ろから

「お前らほんと仲良いな、夫婦か?」

ってからかわれるまで全然気が付かなかった。

だがしかしここは現実世界。
お互い好きな人が別にいたし、
2人とも昔からこの手の冷やかしには慣れていたので、
キョトンとお互い見つめあった後、
何事も無かったかのように再び問題を解き始めた。

けどある日のこと。
授業に集中していると、退屈しだした跡部が頬杖をつきながら、
私の右手の甲にボールペンでぐるっと線を描いてきた。

「はっ?ちょっ何やってんの?!やめてよ?」

私は小声で抗議するが、
ニヤっと笑っただけでやめる気はないらしい。
授業に一生懸命ついていこうとペンを走らせる右手に、
容赦なく落書きしていく跡部。

こんのドSー!

でも右手を隠すことなんか出来ない!
だって黒板の文字と先生言ったこと
ずっと書いてるんだもん!!

授業が終わる頃には、私の手は真っ黒になっていた。
しまいに夏服だった手首から二の腕まで書かれている。

「何これぇ?!」

向日「うわっ!◯◯それどうしたんだ?!」

「跡部にやられた…」

向日「ドンマイ…」

私の腕の落書きが先生に見つかり、跡部はしこたま怒られた、らしい。

[関連ジャンル] 二次元  [作成日] 2026-02-13 23:44:14

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