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日記
世にも珍しいクラッブ夢

 皆様おはこんにちは、書き手のアヤパニで御座います。
 半分ネタで「クラッブ、良いよね……良い」とか言ってたら賛同者が結構いたので、Chat GPT君に頼んで書いてもらいました。
 名前変換は無いので、もし良かったら読んでみて下さい。
 あ、テーマソングは髭/男のP/r/e/t/e/n/d/e/rなので、脳内再生しながらお読み下さい。


【Pretender】
俺は、小さい頃から本当の彼女を知っている。
それだけが、俺の誇りだった。

彼女は昔から綺麗だった。
その肌は陶器の様に白く、髪は艶やかな黒髪。まつ毛は長く、その奥に潜む瞳は宝石の様に紅い。
彼女はいつもはスッとすました顔をしているが、時折見せる笑顔は花の様だった。

一方の俺は、鏡を見るたびに現実を突きつけられる顔で、冴えない性格で、彼女の隣に立つにはあまりにも不釣り合いだった。

そんな彼女の隣には、いつもあいつがいた。
お互い喧嘩ばかりして、口が悪くて、でもなぜか誰よりも彼女の近くにいる男。
ドラコ・マルフォイ――。
親の命令で、俺はいつもマルフォイのご機嫌取りをさせられていた。

そして十一歳のとき、すべてが決まった。
両家の間で決められた、婚約の話。
その言葉を聞いた瞬間、胸の奥で何かが静かに壊れた。

あいつはそれ以来、これ見よがしに言うようになった。
「我が儘な許嫁を持つと、苦労するよ」
笑いながら、誇らしげに。
その言葉に、彼女はいつも怒っていたが、
本当に嫌がって無いことを俺は知っていた。

俺は、好きだなんて言えなくなった。
言ってはいけない気がした。
最初から勝負にならない恋だと、分かっていたから――。

それでも時間は流れ、俺たちは同じように成長した。
距離は変わらないまま、気持ちだけが置き去りになって。

ある日の午後、中庭で彼女が1人、木を見上げているのを見つけた。
「ど、どうしたの?」
どもりながら声をかけると、彼女はほっとした顔で振り返った。
「ああ、クラッブか。どうやら、雛が巣から落ちたみたいなんだ」
指差す先、小さな巣が枝の上に見えた。
そして手の中には、小さな雛がうずくまっている。
「丁度良かった。クラッブ、悪いが肩車をしてくれないか?」

一瞬、息が止まった。
俺に?
そう思う前に、彼女は当たり前のように微笑んでいた。
降ってわいた幸運に戸惑いながら、俺は背中を差し出した。
彼女の重み、肩にかかる温度。
世界が、ぐらりと揺れる。

「もう少し……あ、戻せた!」
雛は無事、巣に戻った。
その安堵と同時に、足元が滑る。
「危ない――」
次の瞬間、俺たちは芝生の上に倒れ込んでいた。
幸い、大きな怪我はない。
緊張の糸が切れたのか、彼女は笑って、俺の方を覗き込む。

「ふう、大丈夫か?」
そう言いながら、俺の髪に手を伸ばす。
「ははは、あちこちに落ち葉が付いてるぞ」
その仕草に、その笑顔に、不意に記憶がよみがえった。

小さい頃、雪合戦をした日。
雪の照り返しの中で、彼女はきらきら光って見えた。
――あの頃と、同じだ。

数年経っても、何も変わらない。
笑って、何気なく触れて、俺の心だけを簡単に掻き乱す。
きっと俺は、ずっと“友達”のふりをする。
彼女の隣に立つ資格がないと、自分に言い聞かせながら。

好きだなんて、言わない。
言えない。
それでも。
彼女が美しいと思う気持ちだけは、
どうしても、嘘にならなかった――。


以上です。
どうだったでしょうか?世にも珍しいクラッブ夢。
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[関連ジャンル] 二次元  [作成日] 2025-12-17 16:26:20

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