日記※旦那→尾形
尾形は私の前だと、スーパーリラックスしている。
特に家では液体化する。
休日の夜、
いつもの様にリビングでグダングダンになっていると、
インターフォンが鳴った。
尾形「ん?」
突然、目つきが変わる尾形。
尾形「どうした」
私「国勢調査だってー」
尾形「絶対に開けるな。俺が外で対応する。
お前はここにいろ。ドアの近くに来るなよ、いいな」
尾形はピリピリとした声で話しながら、
素早くジャケットを羽織った。
私「え?…う、うん…でも、おばちゃんだったよ?」
尾形「何で1発目で敷地内の人間しか開けられない
インターフォンが鳴るんだよ」
私「うーん?」
数分後、尾形が帰ってきた。
私「おかえり!どうだった?」
尾形「敷地内の人間だったから
インターフォンすっ飛ばしてきやがった。
あれはダメだ、本来管理人に許可を取らねばならん。」
私「でも、何であんな警戒してたの?
ただの国勢調査だよ?」
尾形「その国勢調査の全世帯対応につけ込んで、
やばい奴らがここ連日事件を起こしてる。
お前に何かあったら困る」
う…しゅき
尾形「玄関さえ開けばもう向こうのもんだ。
女を雇って油断させ、背後から出てくる奴もいる」
尾形、第7師団で鍛えられ過ぎ。
そんな尾形は、魔のアマゾネス早朝配達も信じていない。
私がどーしても急ぎ頼まねばならぬものがあり、
配達時間を設定しようとしたところ、
朝の4時から5時という、
魔の様な時間設定項目があり、
え?見間違い?まさかまさか、と、
半信半疑で初めて設定した時のこと。
ピンポーン
朝の5時に来た。
マジだった。
尾形「は?怪し過ぎる。出るわけないだろ」
と、訳を話しても出させてくれなかったので、
玄関先に置いてもらった。
仕事とはいえ申し訳ない時間だし、
尾形が威嚇するのでもう設定してないです。
液体化は私の前でだけなんだな。
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