日記※旦那→尾形
尾形、うん年前に私や宇佐美君達と行った極アツ海で、
汗のせんがおかしくなったらしく、
背中からあまり汗が出なくなり、
代わりに頭から滝のような汗が出るようになった。
ランニング中も、
匍匐前進する時も、
銃を床でかまえる時も、
バケツを頭から被ったのかくらい吹き出て、
前が見えなくなったらしい。
そんな尾形に、私はバスローブを誕生日に渡したのだが、
愛用し過ぎて風呂上がりずっと着ている。
つまり、ずっと汗で湿っている。
にもかかわらず、尾形は私が寝るエリアで
ゴロゴロするのが好き。
理由を聞くと
私が好きだから。匂いも好きだから落ち着く。
らしい。
半裸のまま横になるとダイレクトにビチャビチャになるのもあって
バスローブをプレゼントしたのだが、
いかんせん猫なのでずーっとゴロゴロする。
よって、遅ればせながら湿る。
昨日、私の枕が尾形の風呂上がりビチャ頭によって
ぺったんこになったので、
カラカラに天日干しした。
お日様の匂いの、カラカラ、ふかふかの枕は、
寝る前の楽しみ。
しかし先程寝床に来てみると、
尾形がまた私の枕を使っていた。
私「は?」
尾形「好き」
私、絶望で立ちつくす。
尾形はしてやったり、という顔をする。
枕を下から引っ張ると、
ぺったんこに湿った枕になっていた。
腹脇を思い切り蹴り飛ばしたい衝動を抑え、
枕を抱える。
怒りを越して泣きたい気分である。
お日様枕をどれほど楽しみにしていたか、
この山猫に分かるわけが無い。
尾形は私が嫌がることをする、
小学生みたいなとこある。
尾形「…ごめん」
まじ凹みしている私に面食らって、
少し反省する尾形。
なのに数分後、
私の顔見ながら私の布団シーツ舐めてるんだけど
サイコなの?バカなの?タヒぬの?
健康になっちゃう
痛いツボを肘で思い切り押してやった。
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