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日記
リアル日常137

リアルな生活、たまに現実離れしたことが起こると、
知人には誰にも話せないことありません?

ので、ここで話す(笑)

漫画や小説でしか無いその展開。
そこで起きれば胸キュンやフラグの予感。

しかし現実でそれが起こると、
間違えを犯さないように
何としても回避せねばならん時がある。
あと、信じてもらえないか、
自慢かよ、ケッてなる。

私としては漫画みたいなこと起こって面白すぎる🤣
を、シェアしたいだけなのである。
悪意は無いのだ。

ということで本題。


ある幼稚園の卒園生である私は、
子供も同じ場所に通っていた。
新規母は昔がどんな様子だったか知りたい。
案外色々覚えている私は、
昔話に花を咲かす。

その中で、同じクラスの伝説級男子の話をした。
いつも日にやけ、顔は泥と鼻水だらけ。
イタズラやおいたが伝説級なので、
特定回避のため内容は伏せるが、
その出来事を話すと、先生の懸命さに感動して
涙ぐむ母がいた。

そんなわんぱくタフボーイな子でも、
避難訓練の時には泣いていた。

子供に分かりやすく宣言してから、
机を少し揺らす先生。

「こわいよぉ…」

その子は私と同じ机の下に入り、
うずくまって泣いていた。

見た目は子供!中身は大人!
だった私は、
状況をしっかり理解していたため、
その子の肩を
よしよし
と、さすった。

ピタっと泣き止んで、
私の顔をじっと見た。

それからである。

しょっちゅう私の顔を見てくるようになり、
なんというか、よく近くにいて、
懐かれたみたいになった。

卒園してからも、別の場所でよく会うようになり、
一生懸命何か日常を話そうとしてくるのに、
いつも口達者な誰かが遮っていく。

それから何年もたって、
成人式の帰り際、目の前に誰かが立ち塞がった。

先程、別にいじめっ子って訳じゃ無かったけど、
たいして仲良くも無い知り合い女子から絡まれ、
相変わらず地味だね、だの、
うちら高身長ガールでごめんねー!だのほざかれ、
あまりのガキっぷりに面くらい、
こやつらの写真引き立て役みたいに横に並ばされ、
高学歴文武両道なうえ可愛くてごめん✨大学生デビューしてるの✨
を猛烈にアピールされ、
いやーーーあいかわらず怒涛の💩と思いながら、
親達が喜んで写真とってるから
まぁコナクソ思いながら笑顔でポーズ。

お前らレンタルだけどな、
私はヴィンテージの本物買ったからな。
母は仕事などの経験上、
目がきくので目玉飛び出る額を交渉してねぎってもらったからな。
お前らの白いモフモフ毛は静電気大好き写真映えの偽物だけどな、
あたしゃ地味でも本物の毛をおばあちゃんから貸してもらったからな!!
まっ、わっかんねーよな!

という、毒ってる状態だったし、
その後も💩女子から最悪なことをされ、
泣く5秒前だったので、
一刻も早く帰りたかったのに、
人に行く道塞がれた訳です。
(成人式ではさぁ、負かせられないだろ、
 我慢したんやで)

はぁもうなんなの、
と、上を見上げると、
めちゃくちゃ上を見上げると、
息を切らしたハンサムさんがいました。

「あっあのさ、俺分かる?」

っえ?こんな高身長爽やかハンサムボーイ、
知り合いにいたかしら?
走ってきたんか??

「⚫︎⚫︎⚫︎⚫︎っていうんだけど…」

おろおろ、戸惑い、不安な表情で聞いてくる。

えっ?その名前は伝説やんちゃボーイだけど…

しばらく顔をじいっと見ていると面影があり、ようやく一致。

私「?!…っあ!覚えてるよ!」

「よかったー!」

私「てか、よく私って分かったね」

「分かるよ!だって…」

「おーい!⚫︎⚫︎ー!こんなとこいたんかー!」
「てかさー!」

横タックルで何人かの男子が会話を遮る。
伝説男子は苦笑いしながら、相手をする。

はー、私、スンッてなった。

もういいや、つるむ奴いんなら私もういいだろ、
いらんやろ、邪魔やな、帰ろ。

私は別れの挨拶もせず、彼が気づかぬ間に人混みに紛れた。

その一瞬の再会が、成人式で唯一嬉しかった出来事で、
家に帰って祖母の顔を見たとたん、
ワンワン泣いた。

それから尾形と結婚して親になり、
しばらくして、
子供の幼稚園で運動会みたいな行事があり、
保護者が沢山集まった。

私はバタバタと色んな物を落としながら
遅れて会場に入った。

「あ」

誰かがつぶやいた。

そのまま、そこで写真を撮っていると、
男の人が顔を覗き込んできた。

「……っあのさ、俺、ここの幼稚園一緒だった、
 ⚫︎⚫︎⚫︎っていうんだけど」

私、目がてんになり、口をポカーンと開け、
その伝説男子を指差した。

【っえ!かききれなかった!続く!】

[関連ジャンル] 二次元  [作成日] 2025-05-22 19:13:45

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