※旦那→尾形
まだ結婚していなかったある日のこと。
尾形と駅で待ち合わせすることになった。
人が多かったので、
電話をしながら合流しようと思った。
私「もしもし?着いたけど、今どこ?」
尾形「あぁ、俺も着いて、改札前の柱にいる。」
柱…に、寄りかかっている人物を発見。
黒のチノパン、黒のジャケット、柄ワイシャツ、
オールバック、マッチョ。
極め付け黒のサングラス。
駅前に殺し屋が居ました。
皆ビビってじろじろ見た後に、
ササーッと目の前よけてるんだが。
モーセの海割りがごとく、尾形の人割り。
私「尾形…グラサンは、ヤメロ」
尾形「ん?お前見えてるのか?どこだ?」
私「やめろ探すな。100歩譲ってもせめてグラサンは取れ」
尾形「ん?アブデカみたいでイカすだろ?」
私「いや殺し屋だわ!!あたしゃ外すまで近づかんからな」
尾形「あ、いた」
私「ヒィッ!!」
デート待ち合わせのハズが反射的に走って逃げた。
ただの「逃走中」になった。
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