※旦那→尾形
上司→菊田
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一応カタギな尾形
現会社の話。
尾形「昨日怖かった」
怖かった?!尾形なのに?!
尾形「(某有名都市部)で上司と普通に飲んでいたらな、
突然ガラの悪いやつがーー
「やんのかコラァ?!」
って俺に絡んできてな」
私「w w w漫画かよ!w w w w」
尾形「どう見てもアッチの人間だったんだが、上司がーーー
菊田「まぁまぁまぁまぁ・・・」
と、間に入って庇ってくれてその場は収まったんだ」
私「またどうせアレじゃない?いつもの目つきの悪さと、
その見た目が原因で、カタギに見えなかったんじゃない?」
尾形「まぁ、上司もカタギに見えない風貌だしな・・・」
でも絡まれたのは尾形じゃんよ!?
その後何の問題もなく食事をし、会計を済ませたところで、菊田上司に耳打ちされたそうだ。
菊田「あの感じだと出待ちされてる。コッチ来い」
ついて行くと、店内出入り口と反対に進み、
ガチャッ
ビルの裏口に通じるドアから出たそうな。
尾形「何で裏口知ってるんだ?と思った」
私「漫画かよ?」
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褒めて欲しい尾形
尾形「この間。俺が1人で持ってきた、でっかい仕事が経済誌に載った」
私「へー」
尾形「それで、入社1年目で社内トップ3になった」
私「へーーオメデトウゴザイマス」
尾形「お前、信じてないだろ」
私「どうせ数人の内のトップ3とかでしょ?」
尾形「確かにな、大勢の社員がいる中で、
会社売上に直接関わるのは10人ほどだ」
私「ほらやっぱりー」
ン?じゃあ逆に言えば、限られた人しかなれないってこと?
いや、でも褒めたらウザ絡みしてくるから塩対応しとこ。
尾形「しかも俺はバック無しで、俺だけのパイプで持ってきたから
皆知りたがるんだ、ノウハウを」
私「はぁ」
尾形「何故この仕事を持ってこようと思ったか、
その判断基準とかを大勢聞きたがるんだが、
俺は直感で持ってきてるから説明できん」
私「は?」
尾形「俺が直感的に欲しいと思ったから取ってきただけだ」
私「野生の勘ですか?」
まぁ、尾形だからしょうがないよね。
尾形「あとな、たまに色仕掛けをしてくる取引会社がいる」
私「は?」
尾形「短いスカート履いたり、妙にピッタリした服を着た若い女を
補佐で連れてくるんだ」
私「漫画だな」
尾形「結局書いてきた書類はメチャクチャ。指摘して半べそ。
俺はそういうやつに、『大変だな、頑張ってね〜( ◠‿◠ )ニコッ!』
と言って絶対に仕事を振らん」
クソ尾形だーーーー!
頑張ってねとか半べその時言われたら、
優しい!
とか思っちゃうじゃねーかー!
誤解を生みそうだからフォローしておきますと、
見た目で仕事決めたりしないで、しっかり契約内容ジャッジしてます、
ということなだけです。
尾形「それに、色仕掛けでこられても、お前以外は何とも思わんからな」
突然の顎クイ。
に、私はアッパーをかまして、軽い腹パンをしてから逃走しました。
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