こんにちは、ナツメナナです。
第183章『白状』絡みの小話リクエストを頂いたので、ご紹介します(*'▽')
まだ第183章までここまでお読みでない方は、以下ネタバレになりますのでご注意ください。
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ちょっとずつちょっとずつ伏線は入れていた(つもり)のですが、回収までに時間がかかりました;
ハルへの ”魔法の薬” 投与事件にて、想像以上に効果があったあの実験経験がロイに魔が差すことになってしまいました。
ですが、ロイは一番最初から避妊薬と偽ってビタミン剤を渡していたわけではなく、2回薬を差し替えるシーンがあります。その1回目でビタミン剤に差し替えました。トロスト区襲撃後の惨事を目の当たりにして、姉を失う恐怖が増大したんでしょう……。次の段階では、姉の病気が発覚したため体の負担にならないように薬を変える、とそれらしく振る舞いましたが、結局はビタミン剤を渡し続けました。(でもエルヴィンに釘を刺されてたから、迷ったはず。)
ちなみに主人公は、随分前の段階から薄々気付いていたので、ダミアンさん監禁事件直後、ロイからもらった薬を持っていたのに母に新たに避妊薬の処方を依頼していました。(ここの違和感や、主人公とロイとの会話の中のちょっとしたニュアンスで、めちゃくちゃ早い段階でロイの嘘を見破った読者様がいらっしゃいました……凄すぎます…!Σ(・□・))
28章『密偵』の時点でもエルヴィンは「ロイは自分と似てる」と言っており、ロイもまた183章『白状』「義兄さんは自分と似てる」と言っていますが、お互い手段を選ばない思考と異常な(笑)主人公への愛情に共通功があるので、エルヴィンはロイの行動を読みやすく、ロイもまたエルヴィンなら真実を告げたら乗ってくるに違いないと思ったのでしょう。
またもや困ったことをしでかしたロイでしたが、ゆえに大切なことにまた一つ気付きましたし、大切な人も見つけました。ようやく長年の闇期から、今後はエミリーが明るいところへ引っ張り出してくれると思います(*^-^*)
【片翼のきみと】の主人公は男性陣を振り回しているように見えますが、実は主人公は父親にも、弟にも、エルヴィンにも ”女” であるが故の振り回され方をしてます。時代ですかね……。唯一主人公を絶対的に尊重しているのはリヴァイさんですよね(´;ω;`)スキ。時々暴走はするけど。
あともう一つ言いたかったのが(笑)
最初何気なく登場させたバーとマスターがめっちゃいい味出してる(*´ω`)(と思ってる)。エルヴィンも主人公もロイも、自分と向き合って大人への階段を昇るきっかけになる秘密基地があって、そっと少しだけ助言してくれる素敵な人生の先輩がいたらいいな、と登場させたマスターがもう、今や大好きです(笑)
ちなみに「勇気がでるように」と出してくれたバージン・モヒートに使われるライムとスペアミントの花言葉は
ライム= ”あなたを見守っている”
スペアミント=”温かな感情”
です。ご褒美のお酒には、慕っていた義兄が好きだったブランデーを使ってくれるとか……粋だな!!マスター!!(*´艸`*)カッコヨ こんなバー行ってみたい。
小話を読んでみて本編に立ち返って頂くと、また「あっこのセリフや態度はそういうことか」など発見があるかと思います。お時間許せばぜひ。
さて、まだもう少し本編は続きます。
まだ山場はこれからです。
どうぞご期待ください。
追伸:感想メッセージやしおり、エモ、拍手ありがとうございます!感想&小話や短編のリクエストも引き続き大歓迎です♪♪
ナツメナナ
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