※メンタルタフ妄想秒速okな人向け
99続き
ぞろぞろと皆、海から上がってきた。
よし、そしたら次はアレや。
砂遊びや。
私はお砂場道具セット一式を彼らに渡した。
ノリノリで作り出して何よりである。
持ってきて良かった。
よーし、砂のお城作るぞーっ!
と思ったのに、宇佐美君と土方さんがタッグを組み、
何やら細長い山のようなものを作り、
インカラマッ君は一心に穴を掘りまくっている。
尾形は興味深そうに彼らの作業をみていた。
数分後。
宇佐美「できた、海岸で寛ぐ美女」
そう、彼らは等身大の横たわる美女を造形していた。
因みに、巨乳をめちゃくちゃ時間かけていた。
インカラマッ「見てくださーい♪」
インカラマッ君は進撃の巨人が迫ってくるところを、
斜めの傾斜を利用して、立体的に1人で作り上げた。
大人1人余裕で入る穴は、その奥行きを出すためだったのである。
そう、忘れちゃいけないことがある。
彼らは絵も造形も得意な人間。
普通の砂遊びになるはずがなかった!
因みに私は、乳造形を参加してみたのだが、
どうにも足を引っ張ってしまうので、
小さいピカチュウとプリンを作った。
完成した頃顔を上げると、結構な人集りになっていた。
宇佐美「フッフッフッ、さて、寝ますかね」
宇佐美君は、造形美女の前に造形砂枕を作り、横になった。
私「何してんの?」
宇佐美「ここで歓声を聞く」
は?
「きゃあー!すごーい!」
「わー!みてみてー!」
さっそく美女達が、きゃあきゃあ写真を撮っていた。
宇佐美君は幸せそうに、目を瞑りながらニヤニヤしている。
良かったな。
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